ボートレース児島の「大阪スポーツ杯」が16日に開幕。2016年7月以来6年2か月ぶりの児島参戦となった宮下元胤(39=愛知)が白星発進を決めた。

 初日8R、積極果敢に握った4コースの岡崎恭裕とイン杉山勝匡が競り合って大きく外に流れたところを、2コースからしっかり差して1着ゴール。「狙っていた通りの結果になりました」と笑顔が弾けた。

 久しぶりの児島だけに調整は手探りの点を強調しつつも「19号機に前に乗った酒見(峻介)君の調整は、だいぶ自分の調整に変えている。でも、変わらず伸びはいい。スタートの握り込みはひと息なので、そこが良くなればいい感じに仕上がる」と青写真を描く。

 今夏は7、8月に1回ずつ優出しているものの「近況のリズムはいいとは言えない」と現状に不満げ。再上昇への足掛かりとするべく今節に懸ける士気は高い。