ボートレース平和島の「第36回東京スポーツ賞」は16日、予選2日目が行われた。

 藤山雅弘(33=大阪)は1R6コースから2着。10Rも3着で初日6着からの巻き返しに成功。予選突破に望みをつないだ。「全体的に良くなった。足は悪くない」と舟足も上向きだ。

「期の始めは勝率2点台とかそんなのばかりで。もともと夏場が苦手というのもあるけど、調整を外すとどうしていいか分からなくなる」と苦悩の日々が続いていた。しかし、前節の徳山では4月芦屋以来となる優出。「少しずつ調子は上向いてきた」とリズムアップを実感できている。

 2023年前期適用勝率は5・00前後。現状ではA級確保は難しい。「先のことばかり考えても仕方がない。目の前の1走に集中する」と地道に〝完全復活″へ前進していく。