こんにちは!ミス東スポ2021のボートレース〝オタク〟星奈美紗希です。

 いよいよボートレース多摩川で若武者決戦PGⅠヤングダービーが開幕します! 若手の登竜門として2014年から開催。桐生順平選手や磯部誠選手など、すでにSGやGⅠでも活躍している選手が優勝する年もあれば、2018年の関浩哉選手のようにヤングダービーがデビュー初優勝という年もあります。毎年「今年はどんなことが起きるのかなあ」と星奈自身もとても楽しみにしている大会です。新たなスターは出てくるのか? 皆さまもぜひご注目ください。

 1人目の注目選手は埼玉支部の佐藤航選手です。若手らしいアグレッシブなレースで、ルーキーシリーズに限らず一般戦でも優出が増えています。

 昨年9月の戸田ではこんな一幕がありました。バックで2、3番手付近、外側を走っていた航選手。1周2Mで全速ツケマイで先頭を走っていた佐藤大佑選手を沈め、抜きで1着。「半端ない! これからもっと強くなる!」と思わず叫んでしまうぐらいインパクト大のレースでした。

 5コースのイメージが強い航選手ですが、最近6か月の4コース1着率が約38%と急上昇中。カドからの自在な攻めが増えてきました。ヤングダービーは初出場でG1も初挑戦です。4、5コースからの一撃で記念常連組の上位陣を撃破に期待したいです!

 星奈は女子レーサーにも注目しています。注目選手2人目は繰り上がり出場の埼玉支部の前田紗希選手です。前田選手といえば、社会貢献活動「TUGBOAT PROJECT」のリーダーとして子ども食堂や社会福祉協議会への寄付活動をしており、レース以外でも精力的に活動されています。

 レースの方も今年は2連率30・4%→44%、3連率51・6%→60・4%とアップ。舟券絡みの回数が以前よりも増えてきました。道中のさばきの技術も格段に上がっている印象があります。繰り上がりでも軽視は禁物です。

 今年5月の江戸川ヴィーナスシリーズでは5コースからのまくり差しでデビュー初優勝! 優出回数もキャリアハイとなる4回。2023年前期適用勝率も6・25と自身初のA1が見えてきました。

 混合戦の実績は少ないですが、繰り上がりの〝ツキ〟も生かして一波乱を期待したいです!
頑張れ! リーダー!