ボートレース下関の「九州スポーツ杯争奪戦」が21日に開幕する。

 小芦るり華(25=佐賀)が手にした63号機は機率20%で近況は目立った動きを見せていない低調機。20日の前検は強風の中、タイム計測だけとなったが6秒82と決してタイムは悪くない。「ペラは叩いたけど足は分からない」と苦笑い。

 当地は2018年3月にデビュー初勝利を挙げた思い出の地。昨年10月ヴィーナスシリーズ以来の参戦となるが「下関は好きですよ」と好印象だ。

 2023年前期適用勝率は5・44。2021年後期から続くA2級キープはノルマ。「最低限、A級はキープしたい」と気合は十分だ。

 さらにモチベーションを上げるのが同期・戸敷晃美が17日にデビュー初Vを飾ったことだ。「刺激になるし自分も優勝したい」と鼻息は荒い。前回当地戦は同支部の定松勇樹が初V。同期、同支部のVラッシュの流れに乗って好走を披露する。