ボートレース児島の「大阪スポーツ杯」は20日、予選を終了。21日の10~12Rで争われる準優3番勝負に進出するベスト18が決定した。

 堤啓輔(36=佐賀)は予選6戦2勝オール3連対で得点率8位で準優進出。特に6号艇で出走した4日目9Rは道中5着の展開から2周2マークで佐藤太亮を差して3着浮上。今節は常に前を追うような粘りのレースが光る。

「足は悪い訳ではないけど特に強調できる部分がある訳でもない。この成績は自分では不思議ですよ」と首をかしげる。ただ。思い当たる好調の要因もある。12日に福岡69周年記念でGⅠ初Vと勢いある宮地元輝からのアドバイスだ。「最近はペラ調整や乗り方を教えてもらって自分の中でヒントになっている」と明かす。

 2023年前期審査勝率は5・40前後をキープし、A2級初昇格も見えてきた。「目標はやっぱりA2級です」と目を輝かせる。そのためにも「まずは優出をしっかり狙っていく。ピット離れが怪しいのでそこは改善して準優戦に臨みたい」と気合十分だ。